英語コンテスト(病院にて)

 今日は英語コンテストが病院にてあった。

 昨日、元ホストマザーの安全品質管理部長より写真で記録をしてと言われ、コンテストは2時からと聞いていた。しかし、なぜか朝に呼ばれ、行ってみると、全ての科を巡回して医師らが英語を話せるかチェックするとのことで、その記録を依頼された。

 公衆衛生部長(私のカウンターパート)、安全品質管理部長、ピースコー(米のJICAのような所)の公衆衛生、私の4人ででまわることになった。モンゴルの第1外国語がロシア語ということもあり、正直あまり話せない人が多かった。人によっては”What’s your name??”も答えられない。でも、ここではこれが常識なんだろうと思った。
 正直、写真を撮るのとイマイチな英語を聞くだけであまり楽しい仕事ではなかったが、すべての科を回れたのは良かった。外来見学を終えたら特定な科にしぼり見学し、関係づくりをしたいと思った。

 午後に英語のコンテストがあり、写真撮影だけでなく、審査員もしてと言われ、なくなくすることになった。審査員はピースコーのネーティブスピーカー、1年アメリカで研修をしたという保健局の方、2か月ニュージーランドで過ごした私の3人だった。コンテストは科ごとの出場で検査科、小児科、ICU、内科の4科の出場だった。コンテストの内容は英語にて「科の紹介」「Q&A」「パフォーマンス」などだった。そして、結果としては1位「内科」、2位「検査科」、3位「ICU」だった。しかし、結果に対して「検査科」が不満・不平を言ってきた。
 審査の際は、私とピースコーの2人は1位を「内科」にした。保健局の方は1位「検査科」にしていた。衣装、ダンスなど英語以外の点を鑑みれば「検査科」も1位になりえた。しかし、純粋に英語のコンテストとしては「内科」が良かった。それについて私とピースコーの2人は同意していたが保健局の方は総合的にみたら「検査科」と判断していたこともあり、終えた後に少しもめることになった。
 不満・不平もわかるが英語が上手く喋れ、歌えているという基準では「内科」だった。終了後にその審査基準について他のモンゴル人や主催の安全品質管理部長も攻めてくる。2人で英語のコンテストだからだということと、「検査科」はパフォーマンスにて英語の曲で踊っていたが歌ってなかったということを伝え、一定の理解は得られたが結局は不満そうだった。

 飾り立てるのが好きなモンゴル人。それに馴染めないなと思った今日だった。コスプレとか、踊ったりするのはは楽しいはわかるし、格好から入るのもいい。しかし、本質を求めて欲しい。


 私自身もモンゴル語はもちろんのこと、英語も勉強しよう。